令和4年度岡山県備中県民局提案型協働事業採択事業

                   
お知らせ

みんなで「くるくるアニメ」をつくりました!

報告が遅れてすみません!

10月10日(月・祝)、総社市のアニメスタジオ・えかきやの小林美代子代表をお招きして、「アニメのしくみを知ろう! ~紙コップで作るくるくるアニメ~」を開催しました!

みなさんは、映画やアニメーションが登場する前、「ゾーエトロープ」や「プラキシノスコープ」と呼ばれるおもちゃがあったことを知っていますか?

真っ黒に塗った円筒に等間隔でスリット(細長いすき間のこと)を開けて、そのスリットとスリットの間、円筒の内側に連続で変化する絵を描きます。そして、この円筒をくるくる回転させながら、スリットから覗くと、この絵が連続して動き出すというものです。

「くるくるアニメ」はこのゾーエトロープのことで、講師の小林さんは、「くるくるアニメ」のつくり方とあわせて、現代の映画やアニメとのつながりも教えてくれました。

ワークショップで作成したくるくるアニメ。おばけが延びたり縮んだり。

小林さんによると、映画やアニメーションのしくみもこの「くるくるアニメ」、つまりゾーエトロープと同じなんだそうです。

映画は1秒間24コマの連続画像を撮影し、それを投影すると動いて見える…と聞いたことがあると思います。実は、このコマとコマの間が黒く塗られていないと、連続して映像が動く「仮現運動」という現象が起きません。この黒く塗られている「すき間」が映画の秘密なのです。もちろんアニメーションも同じです。

ゾーエトロープの円筒の回りが黒く塗られているのもこれと同じ原理で、この黒い円筒部分が連続する絵の間に見えることで、仮現運動が生じて、アニメーションと同じように動くのです。

こちらもワークショップ当日制作されたくるくるアニメ。うさぎが「キャッほー」と浮かれて飛び跳ね、そしてなんだかびっくりしてますね。

ワークショップでは、小学生と一緒に55歳児のおじさんもこうした仮現運動のヒミツがわかって大満足でした。

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